最終更新日：2022年11月21日
中・大規模建築物の
木造木質化支援事業
オフィスの新築・改築をお考えの皆様、「中・大規模建築物の木造木質化支援事業」をご存じですか？
申請すれば、設計や工事に係る経費の最大1/2が補助されます。さらに、工事費用については最大5億円まで補助金が下ります！
今回は、そんな中・大規模建築物の木造木質化支援事業について詳しくご紹介します。
◇中・大規模建築物の木造木質化支援事業とは？
木造木質化建築物の建築促進のため、中・大規模の民間建築物の設計及び工事において、木造木質化を実現するための経費が一部補助されます。
中・大規模建築物の木造木質化支援事業以外にも
多くの注目の補助金が申請を受付中！
〈事業申請対象者〉
都内において中・大規模の民間建築物を新築または改築する者であって、補助金額以外の補助対象経費について、
自己資金及び借入金を保有し、実施可能な者。
〈対象施設〉
東京都内に所在し、都民の目に触れることのできる中・大規模の民間施設
（オフィスビルや商業施設等）。
なお、住宅部分は対象外とする。ただし、事業申請対象者が運営する社宅、
寮及びこれに類するものは可。
〈対象事業〉
主要構造部に国産木材を一定以上使用する、対象施設の建築に係る実施設計（以下、設計支援という）
及び工事（以下、工事支援という）。ただし、設計支援を行う場合、設計のみでその後の工事契約を伴わない
案件については対象としない。
※対象事業の条件について、様々な要件があります。詳しくはサポート行政書士法人までお問い合わせください。
〈対象経費〉
助成対象事業を行うために必要となる次の経費が対象となります。
【設計】
(1) 木造等建築物の実施設計費（申請者が設計者と契約した経費（設計委託費等）
(2) (1)にかかる諸経費
なお、一部木造及び一部混構造の場合には木造または混構造の部分の経費を対象とします。
確認申請に記載する予定の延床面積に対する対象床面積の割合で按分してください。
【工事】
計算方法１…木造木質化に係る経費の２分の１以内（ただし、建築工事費の15％以内）で算出
(1) 木造木質化に係る工事費
(2) (1)にかかる諸経費
計算方法２…建築工事費の15％以内で算出
(1) 木造等建築物の工事費（申請者が工事業者と契約した経費（請負工事費等）
(2) (1)にかかる諸経費
なお、一部木造及び一部混構造の場合には木造または混構造の部分の経費を対象とします。
確認申請に記載する予定の延床面積に対する対象床面積の割合で按分してください。
次の経費は助成対象にはなりません。
| (1) 基本計画・基本設計費 |
| (2) 設備設計費（電気設備、空調設備、給排水衛生設備、昇降機等） |
| (3) 確認申請、工事監理、着工後の設計変更、積算にかかる経費 |
| (4) 既存建築物の解体撤去等にかかる費用 |
| (5) 外構等建物周辺施設の工事等にかかる費用 |
| (6) 地中埋設物処理及 |
| (7) 消費税相当額 |
| (8) その他木造等建築等の実施設計および工事に直接関係のない経費 |
| (9) 当該建築物に固定されない設備機器及び備品等当該建築物が竣工した後に据え付け可能なものの 購入・設置にかかる費用 |
| (10) 土地購入、不動産借入、水道分担金、式典（地鎮祭、上棟式、竣工式等）等にかかる費用 なお、他の公的な補助金や助成金の対象経費とされたもの、交付決定前に契約した実施設計契約及 び内示前に着工した工事については補助対象外とする。 |
〈補助率・補助上限額〉
【設計】
〇補助率：建築物の実施設計（設計委託等）に係る経費の２分の１以内
〇補助金額：下限 500 万円、上限 5,000 万円
【工事】
〇補助率：
計算方法１…木造木質化に係る経費の２分の１以内（ただし、建築工事費の 15％以内）
計算方法２…建築工事費の 15％以内
〇補助金額：下限 5,000 万円、上限５億円
【共通の事項】
〇補助金額は千円未満切り捨てとする。
〇１申請につき、１施設までとする。
〇一部木造及び一部混構造の場合には木造または混構造の部分の経費を対象とします。
確認申請に記載する予定の延床面積に対する対象床面積の割合で按分してください。
※他の補助金との併用について、様々な要件があります。詳しくはサポート行政書士法人までお問い合わせください。
◇応募時期等
応募は随時受付中。年度をまたぐ事業でも申請できます。
◇募集期限
＜設計支援＞令和６年９月 30 日まで
＜工事支援＞令和８年９月 30 日まで
◇まとめ
この補助金事業は、全国各地の木材利用促進、さらに森林整備の好循環へつなげていくことを目的として運営されています。是非この機会に、国産木材を使った環境にやさしくイマドキな木造ビルを実現しませんか？
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本補助金は申請枠がいくつもあるほか、
本ページで紹介した内容以外にも申請条件が細かく定められており、
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