2021年度のIT導入補助金の申請・採択の分析と、
来年度のIT導入補助金について2021/12/07時点でわかっている最新情報をまとめました!
「どんな申請が採択されやすいか」を踏まえることで、
「どんなITツールが本事業で需要が高いか」が分析出来るため、
IT導入支援事業者の方にとっても必見の動画となっています!
弊社「サポート行政書士法人」では、 各種補助金・助成金の申請のサポートを承っております!
ご相談したい方は、是非お問い合わせください!
IT導入補助金 動画内容(詳細は動画参照):
IT導入補助金とは
IT導入補助金の目的
ITツール導入によって売上げアップや業務の効率化を図る中小企業・小規模事業者を支援すること
導入するツールの例:顧客管理ツール、在庫管理システム
IT導入補助金の申請枠
「一般枠」と「特別枠」がある。
特別枠では、業務形態の非対面化に対し、より高い補助率・補助額で支援している。
補助金事業の流れ
- ITツールを提供したい企業がIT導入支援事業者として採択される
- IT導入支援事業者が事前にITツールを登録する
- 登録されたITツールを中小企業等が導入する際の費用が一部補助される
2021年度の採択事例の傾向分析
傾向分析1:早い公募回で申請した方が採択されやすいのか?
→特段影響は見られなかった
傾向分析2:補助額と採択率の関連性
→300万円までが採択率高い傾向があった
傾向分析3:どの業界の採択率が高いのか?
→卸売業・小売業・建設業・不動産業・金融業・保険業・製造業・宿泊業の採択率が高かった
傾向分析4:賃上げ目標が合ったほうが採択率が高いのか?
→あった方が圧倒的に高い
傾向分析5:一般枠と特別枠、どちらの採択率が高いのか?
→特別枠の方が高かった
傾向分析6:どんな製品に関する申請の採択率が高かったのか?
ECサイト構築のような、非対面化に繋がるITツールの採択率が高かった
IT導入補助金 事業計画書のポイント
- 自社の強み・独自性が書かれていること
- コロナによる影響があり、それをITツールで解決できることが書かれていること
- 労働生産性がITツール導入によって大幅に向上すること
2022年度 のIT導入補助金の解説
来年度のIT導入補助金変更点:上限額や対象経費
補助上限額が450万円から350万円に減少する
一方、パソコン等ハードウェアも対象になり、本体ソフトウェアの補助率も引き上げられるなど、
事業者にとって有利な変更も予定されている
今後のIT導入補助金の採択率動向の予測
令和3年度の採択数は35000件(見込み)となり、令和2年度の7840件より大幅に増加した。
その分、令和4年度は採択について調整が入ると考えられる