ITベンダー様からECサイトの導入を顧客にご提案する際、顧客にとって最もハードル低く導入に踏み切れる提案方法
としてIT導入補助金のセット営業※が有効なことをご存じですか?
セット営業を行うと、顧客が補助金を活用することで販売ツールの導入をする際の金銭的な負担が減少します。
安い顧客負担で貴社の商材を新規顧客に提案でき、競合他社に対して大きな差別化が図れます。また顧客負担を増やさずに、
貴社のより高額な商材・サービスの提案も可能です。
IT導入補助金そのものが持つ顧客にとって大きなメリットは、一度交付されれば返済の必要がないこと!
しかし、事前に詳細な事業計画書を準備する必要があり、これが書類審査に通らなければ補助金は下りません。
では、書類審査に通るにはどんなアプローチが必要なのか。
そのヒントとして、とあるアパレル卸業者によるECサイト開設の事例をご紹介します。
※セット営業とは
ITツールの営業の際に、貴社の顧客を弊社サポート行政書士法人に紹介いただき、
弊社は顧客のIT導入補助金申請(書類作成等)をサポートいたします。
目的
・EC事業参入により、既存商品の販路開拓&売上UP
・スキマ時間を有効活用し、労働生産性UP
課題
・コロナによる売上減少
・地域柄、見込み客が少ない
・従業員数が少ない
基本情報
業種:サービス(エステサロン、
化粧品販売)
従業員規模:10名以下
所在地:神奈川県
申請の経緯
エステサロンU(仮称)は、神奈川県でエステサロンの運営・化粧品等の販売を行っています。
エステティシャンのハイレベルな技術が特色で、非常にリピート率が高いサロンです。
しかし、人口が少ない地域に店舗を構えているため新規顧客獲得が非常に厳しく、さらにコロナ禍の影響で既存顧客の来店も減少・・・という状況に直面していました。
この状況を打破するために考えた作戦は、「ITツールを導入してEC事業に参入する」ということでした。
非対面事業による販売経路を開拓することで、経営の安定化を図ります。
とはいえ、エステサロン業のかたわらでECにも手を出すのは厳しいのでは?と思う方もいらっしゃいますよね。
しかし、ウミノさんが導入するEC事業自動化ツールを使えば、1日あたり数十分程度の作業でEC事業を遂行できるようになります。これなら、エステ予約が入っていないスキマ時間を活用して業務を進めることができます!
採択のポイント
採択に至った大きなポイントは、IT導入補助金ツールの導入によるエステサロンUの生産性向上の計画を、書面を通して分かりやすく伝えられたことにあります。
・ITツールの導入によって、これまでロスタイムだった時間で新たなビジネスを始めることができ、生産性が向上し
・(従業員を新たに増やすのではなく)ITツールの導入によって、10名以下という少ない人数の範囲内で一人当たりの労働生産性を上げた
さらに、サポート行政書士法人が持つノウハウ(弊社の2021年度の交付申請数は400件以上!)を駆使して、事務局の目線を熟知した書類作成の方法を指南させていただきました。
この結果、エステサロンUの事業計画が、IT導入補助金の事業目的である「自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図る」と合致している、とみなされたのです。
まとめ
今回はエステサロンの販路拡大・労働生産性向上を目的としたIT導入補助金の採択事例をご紹介しました。
採択されるには、自社が課題に感じている部分とITツールによって解決できる部分がいかにマッチしているか、をアピールすることが重要です。
また、補助金を活用するまでには、IT導入補助金の趣旨にあった計画を立てることに加えて、補助金採択後にもITツール導入によって生産性が向上しているかどうか確認する効果報告の作業等が必要になります。
申請手続きに時間と労力をかけるより、サポート行政書士法人にお任せしませんか?
【弊社にご依頼いただくメリット】
・顧客の作業負担を大幅に削減できる(基本的に電話・メールでやり取り可能)
・ITベンダー様は自身の営業活動に集中することができる
・公的書類のミスを大幅に削減できる
・不採択になりがちなストーリー性のない計画書にテコ入れし、採択されやすい筋が通った計画書を作成できる