IT導入補助金2024年度はすでに終了しましたが、毎年多くの方が補助金を受け取っています!
今年申請されなかった方も来年に向けて今から準備しておきましょう!
IT導入補助金とは?
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、
業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。
この補助金は、地域DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進や生産性向上も目的としており、企業間の連携を通じた効率的なIT活用も支援しています。
他の補助金と比較すると、受給までの期間が早いため使い勝手の良さが評価されている補助金のひとつです。
申請は以下の五つの類型に分類されています。
①通常枠
自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート
②インボイス枠(インボイス対応類型)
インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し労働生産性の向上をサポート
③インボイス制度(電子取引類型)
インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援。
④セキュリティ対策推進枠
サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援。
⑤複数社連携IT導入枠
業務上つながりのあるサプライチェーンや、特定の商圏で事業を営む商業集積地に属する複数の中小企業・小規模事業者が連携して
ITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援。
補助対象は?
・事業のデジタル化を目的としたソフトウェアやシステムの導入費用
・インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトの導入費用
・POSレジ、モバイルPOSレジ、発券機の導入費用
その他にもITツール導入用のハードウェアやPCなど、補助対象は多岐にわたります。
詳細はIT導入補助金2024年のホームページをご覧ください。
補助率と上限額は?
補助率と上限額は、導入するツール及び規模により大幅に異なります。
一覧表がホームページ及び公募要領に記載されておりますので、申請をご検討中の方は是非一度IT導入補助金2024年のホームページをご参照ください。
準備しておくこと
①販売事業者の選択(導入ツールの確認)
②GBizプライムの取得
③SECURITY ACTION宣言の実施
④みらデジポータルサイトの登録、経営診断の実施
※②、③については混み合っていると時間を要してしまうのでお早目の準備がおすすめです!(通常1~2週間程)
【Gbizプライムの取得方法】
マイナンバーカードをお持ちの場合はオンライン申請で即日発行可能!
書類郵送の場合は印鑑証明、登録印を事務局へ郵送し審査となります。
※オンライン申請も郵送での申請も、書類の差戻等が発生した場合通常よりも時間がかかる可能性があります。
採択率
【全国平均の採択率】
通常枠:79.0%
インボイス枠:89.9%
(2024年10月3日交付決定分)
どちらも非常に高い採択率となっています。来年の申請に向け、しっかりと準備を進め確実な採択を目指しましょう!
最後に
今回はIT導入補助金についてご案内をしましたが、
全国的に同様の補助金制度があり、市区町村限定のもので現在募集中の補助金や助成金制度も多くあります。
申請をご検討中の企業の皆様、ぜひ一度サポート行政書士法人にご相談ください!
※この記事は2024年10月時点での情報を基にしています。申請時期や補助内容に変更がある場合がありますので、ご注意ください。
補助金内容によっては弊社で対応できない場合もあるのであらかじめご了承ください。